ピラティスの頻度は週何回?週1でも意味はある?47社のプランで比較

マシンピラティスの頻度 はじめての方へ

ピラティスの頻度は、週1回(月4回)を基準に考えるのが現実的です。Pilates Data Lab に掲載している47社では、月額の回数プランの料金を公式に載せている43社中42社が月4回を置いています。

週1で意味があるのか、月8回や通い放題は得なのか、行けなかった回はどうなるのか。47社の公式プランと規約、謝礼を払って集めた133人のアンケートで確かめました。

この記事の要点

  • 同じスタジオで月4回を月8回にすると、1回あたりはグループで中央値0.77倍、パーソナルは0.92倍
  • 使いきれなかった回を繰り越せると公式に書くのは47社中14社
  • 予約の取りにくさを書いた人は、通っている人で35%、やめた人で40%

ピラティスの頻度は週1回(月4回)を基準に決める

マシンピラティスの頻度は、週1回(月4回)が基準です。そこから目的と予算に合わせて、週2回以上に増やすかを決めます。

週1回でも変化は報告されている

週1回の頻度でも、体の変化を報告した研究があります。2016年に発表されたピラティスの研究では、運動習慣のない若い女性が週1回・10週間続け、運動をしなかった人より筋肉量や柔軟性、バランスなどが向上しました。

2018年に発表された研究では、慢性的な腰痛のある人を週1・2・3回に分けて比べ、6週の時点で週2回のほうが週1回より痛みと生活の支障が軽くなりました。

ただし腰痛の治療が目的の研究で、健康な人の回数の目安にはなりません。週1回でも変化は報告されていて、慢性腰痛の人では週2回のほうが6週時点の改善が大きかった、というのが2つの研究から言える範囲です。

目的で週2回以上に増やすか決める

週2回以上に増やすかは、通う目的で決めます。検索で上位に出るスタジオのコラム(2026年10月時点)でよく見る目安は次のとおりです。

目的 スタジオのコラムでよく見る目安
運動習慣をつける・健康維持 週1回
姿勢・肩こり・腰痛 週1〜2回
ボディメイク・ダイエット 週2〜3回

この回数は各スタジオのコラムが示す目安で、研究で決まった数字ではありません。厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」は、筋トレを週2〜3日、休息日を入れて行う考え方を示しています。

こちらもピラティスに限った回数ではなく、筋トレ全般の目安です。増やすなら、まず週1回が毎月続くかを確かめてから2回目を足すと、予約と予算の無理が見えやすくなります。

筋トレと組み合わせる場合の頻度については、記事「パーソナルジム通いのベストな頻度は?理想的なトレーニングスケジュール」も参考になります。

月の回数は毎月確実に行ける回数で選ぶ

月のプランは、毎月確実に行ける回数で選びます。料金と規約は、2026年10月時点の各社公式サイトの記載です。

1回あたりは、初期費用と12か月分の月額(毎月の追加費用があれば含む)の合計を、12か月の回数で割った額です。キャンペーンは入れず、通い放題は月8回として計算しています。

料金を載せている43社中42社が月4回のプランを置いている

月額の回数プランの料金を公式に載せている43社のうち、42社が月4回のプランを置いています。週1回にあたる月4回が、料金表の基本の単位です。

この43社で、回数ごとの社数を数えると次のとおりです。

月の回数 置いている社数
月1回 2社
月2回 18社
月3回 9社
月4回 42社
月6回 16社
月8回 25社
月12回 4社
通い放題 14社

月8回・通い放題にすると1回あたりは下がる

回数を増やすほど、1回あたりの料金は安くなる傾向です。中央値は、その回数のプランを持つスタジオだけで計算しているため、回数ごとに対象が違います。

月の回数ごとの1回あたりの料金(中央値)。グループレッスンは月2回7,750円(2社)・月4回3,598円(17社)・月8回3,035円(10社)・通い放題2,379円(12社)で、同じスタジオで月4回から月8回にすると1回あたり0.77倍(10社)。パーソナルレッスンは月2回9,538円(16社)・月4回8,000円(25社)・月8回6,743円(15社)・通い放題6,503円(2社)で、同じスタジオで月4回から月8回にすると0.92倍(15社)。通い放題は月8回として計算
月の回数 グループレッスン パーソナルレッスン
月2回 7,750円(2社) 9,538円(16社)
月4回 3,598円(17社) 8,000円(25社)
月8回 3,035円(10社) 6,743円(15社)
通い放題(月8回で計算) 2,379円(12社) 6,503円(2社)

同じスタジオで月4回から月8回に変えると、グループレッスンでは1回あたりが中央値で0.77倍になり、月額は中央値で8,805円上がります(10社)。パーソナルレッスンは0.92倍で、あまり下がりません(15社)。

通い放題を置くグループレッスン12社では、月4回のプランより1回あたりが安くなる回数は社によって月4.8〜11.4回で、中央値は5.9回です。12社中11社は月8回以下で、例外は CLUB PILATES の月11.4回です。

初期費用は同じとみなし、月額どうしで比べました。社ごとの1回あたりはマシンピラティスの料金相場で比べられます。

月3回以下を選べるグループのスタジオは6社だけ

グループレッスンの19社のうち、月3回以下の月額プランを置くのは6社です。the SILK・BEAT・LALA・Pilates Mee・Repilates・Celestia で、一部の店舗だけなど条件つきの3社は除いています。月2回まであるのは Pilates Mee と Celestia の2社です。

Celestia は月2回から選べ、月2回の月額は20,000円です。パーソナルレッスンは28社中18社が月3回以下を置いていて、月2回にしても1回あたりは月4回の1.12倍(中央値・16社)にとどまります。

月4回が続かない月が多い人には、パーソナルレッスンの月2回も候補です。ただし YUZU は月4回か月6回を3か月続けたあと、WELL PILATES は基本的に入会4か月目から、月2回を選べます。月2回から通えるスタジオは月2回から通えるマシンピラティスにまとめています。

行けなかった回は消えることがある

使いきれなかった回を翌月以降に繰り越せると公式に書いているのは、47社中14社です。繰り越せないと書いているのは7社で、残る26社は公式サイトで扱いを確認できませんでした。

繰り越せないと書いている7社には、Rintosull・CLUB PILATES・pilates K・KASANE・Mapila が入っています。Rintosull と Mapila は、月の回数が決まったプランについての記載です。

繰り越せるスタジオも、多くは1〜2回分・翌月末までといった上限つきです。予約の締め切りを過ぎたキャンセルで1回分を消化すると公式に書いているのは23社です。

繰り越せないスタジオで月4回に入り、3回しか行けない月が続くと、1回あたりは料金表の額より高くつきます。足りない月は、都度払い・回数券や会員向けの追加チケットで足す手もあります。

締め切りの時刻はマシンピラティスのキャンセル規定に社ごとにまとめました。

決めた回数を予約できるかは体験で確かめる

回数を決めたら、通いたい時間帯にその回数を予約できるかを体験レッスンで確かめます。

謝礼を払って集めたアンケート(2026年10月・133人)を、通っている人62人とやめた人42人に分けて数えました(残る29人は体験だけ)。

月の回数を聞く設問はないため、自由記述と「選ぶときに確かめたこと」の回答から数えています。

通っている人もやめた人も3〜4割が予約の取りにくさを書いた

利用状況別の予約の取りにくさとプランの確認(マシンピラティス利用者アンケート)。予約の取りにくさを書いた人は通っている人62人中22人(35%)、やめた人42人中17人(40%)。選ぶときに通い方に合うプランを確かめた人は通っている人62人中31人(50%)、やめた人42人中25人(60%)
利用状況 予約の取りにくさを書いた人 選ぶときに通い方に合うプランを確かめた人
通っている人(62人) 22人(35%) 31人(50%)
やめた人(42人) 17人(40%) 25人(60%)

予約の取りにくさは、やめた人だけでなく、通っている人の3人に1人も書いていました。

やめた理由をはっきり書いた5人のうち、回数の多さや少なさを理由にした人はいません。

「シフトがギリギリに出る私はキャンセル待ちでしか予約できない状況だった」

LAVA 大宮ラクーン店に通っていた20代女性の回答です。やめた理由をはっきり書いた5人のうち、予約が取れないことを挙げたのはこの1人でした。

少ない回数で続けている人もいる

月4回より少ない回数で、自分のペースを決めて通う回答者もいました。

「月に3回のレッスンですが、日に日に体が良くなっていると実感できる」

La pilates 高崎店に通う20代女性の回答です。月3回のプランを置くのは9社で、月4回の42社より少数派です。

「サブスクみたいに月1と決めて、長期間通いたいことを伝えました」

La pilates 岐阜店に通う30代女性の回答で、回数券を買うとやめたくなる性格だから、という理由が添えられていました。La pilates は、47社で2社しかない月1回の月額プランを置くスタジオです。

体験レッスンでは、次の3つを聞いておくと、決めた回数で通えるかを入会前に見通せます。

  • 通いたい曜日・時間帯の予約の埋まり方
  • 使いきれなかった回の繰り越しと、締め切り後のキャンセルの扱い
  • 回数券や都度払いで回数を足せるか

ピラティスの頻度でよくある質問

マシンピラティスは毎日通ってもいい?

ピラティスを毎日行うことを勧める公的な目安や研究は、見つかりませんでした。毎日通いたい場合に使えるのは通い放題のプランです。料金を公式に載せている43社では14社(グループレッスン12社・パーソナルレッスン2社)が置いています。

何回通えば変化を感じる?

何回で変わると言い切れる根拠は見つかりませんでした。研究で確かめられたのは、運動習慣のない若い女性の週1回・10週間と、慢性腰痛の人の6週時点までです。

回数を決めるときは、変化の時期より先に、毎月確実に行ける回数を基準にすると続けやすくなります。

月2回でも意味はある?

週1回より少ない頻度を調べた研究は見つからず、月2回でどこまで変わるかは言い切れません。月4回が負担なら、入会時から月2回を選べるスタジオで始め、慣れてから回数を増やす順番もとれます。

ピラティスの頻度の決め方まとめ

ピラティスの頻度は、次の3つで決めます。

  • 週1回(月4回)を基準にし、増やすかは目的と予算で決める
  • 月のプランは、毎月確実に行ける回数で選ぶ(繰り越せないスタジオで3回しか行けない月が続くと、1回あたりは料金表より高くなる)
  • 決めた回数を通いたい時間帯に予約できるかを、体験レッスンで確かめる

迷ったら、ここ3か月の予定表で毎月必ず空けられた回数を数え、その回数のプランから選んでください。

回数ごとの1回あたりはマシンピラティスの料金相場で比べられ、通える店舗はスタジオ検索から探せます。